血圧のコントロール

 糖尿病の合併症の予防には、血糖値とともに血圧を低く保つことも重要です。日常から血圧を測定し安定に保つ努力が必要です。現在は簡易血圧計もいろいろ便利なものが出ていますから、血糖値とともに血圧も自分で測りましょう。

 

病院で測ると、医師の白衣がストレスとなり、血圧が高めに出ることがよくあります。そうすると、本当の状態がわからなくなるので、簡易血圧計を買って自宅でゆっくりくつろいだときに測る習慣を身につけたほうがよいでしよう。

 

また、近ごろはあちらこちらに血圧計が置いてあることも多いので、機会を見つけてこまめに測るとよいでしょう。血圧も、細胞に栄養を行き渡らせるために高くなっている場合が多いので、薬剤により一気に正常血圧に下げようとすると思わぬ副作用の出ることがあります。

 

 血糖値を低めに保つ食事と運動の習慣を継続すれば、肥満が解消でき同時に血圧降下も見込めます。糖尿病、高血圧、脂質異常症の多くの原因は生活習慣ですから、誰でもそれができると思います。それをご自身で体験されれば、食事と運動療法の継続が楽しみになるでしょう。(食事と運動で糖尿病治療

 

血圧と糖尿病の関係

 糖尿病になると、糖化タンパク質が血管壁に沈着し、小血管、大血管に硬化性病変を起こします。それに応じて血圧上昇が起きます。WHOの高血圧の基準は収縮期血圧(最高血圧)が水銀柱14mm以上、あるいは拡張期血圧(最低血圧)が90mm以上です。糖尿病患者では合併症を予防するために収縮期は130mm、拡張期は80mm以下が望ましいとされています。

 

 血糖値を改善するための食事と運動を続けると、自然に血圧も正常範囲に収まり方向に働きます。家庭に1台血圧計を用意し、自分の血圧変動を知ることが大事です。

 

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